八女のお稽古<番外編>

今日も先週に引き続き八女でお稽古です。


今年の発表会では、八女のお弟子さんのお一人が羽衣というお能を打ちます。お能で小鼓を打つという事は、ミュージカルやオペラのひとつの物語を通して演奏するようなものです。

羽衣という物語を通して小鼓を打ちます。

通常の発表会では一場面を表す曲を致しますが、八女のお弟子さんは物語ひとつ全てです。

通して行うと1時間半程度のお能です。

また通常の発表会は、特に舞台への出入りは練習は必要ありませんが、お能となると違います。

舞台に上る前、下がってからのお作法、舞台への上がり方などいくつかの習わしがあります。

お能の曲は長くまたそのような習わしをお稽古するために、通常のお稽古以上のお稽古が必要となってきます。発表会は11月で、まだ8ヶ月ありますが、今からお弟子さんは一生懸命お稽古に励んでいらっしゃいます。